職場の人間関係は、「鏡の法則」

更新日:3月27日


新人の皆さん、仕事にも、職場の上司や先輩との人間関係にも慣れましたか?

 

考えてみれば、学生時代は同級生を中心に、ほとんど自分と同年代の人たちとの付き合いでした。 また、極端なことを言えば、自分の好きな人や、自分と気の合う人とだけ付き合っていればよかったのです。


 しかし、企業の一員としては、ご存じのとおり、そうはいきません。

年代が違う人、立場が違う人、趣味も関心も違う人、主義や考え方が違う人など、さまざまな人々と、いやでも付き合っていかなければなりません。


 その分、無理に合わせようとして自分を殺したり、逆に自分を出しすぎて誤解されたりして気を使い、悩んでいる人はいませんか?


 新人の悩みの半分以上は、こうした「人間関係の問題」だといわれます。


今回は、この問題を一緒に考えます。


●組織における「個人の責任」

 そもそも、組織を作る目的は「凡人に非凡なことをさせる」ことです。つまり組織とは、得意不得意を併せ持った人たちが、その得意なことを出し合って、一人ではできない偉大なことをするための「共通目標達成のために、有機的活動をする、人間集団」でした。

 

 しかし、この人為的な組織は、放っておけば分裂・消滅してしまう恐れがあります。その人間関係の和を保つためにも、「美点凝視の精神」で、仲間の良さを見つけ、その良さにふさわしい自分に成長し、お互いの長所を活用し合い、同志としての愛情を持つこと。

 

また、相手を尊重していることを表現し、お互いが快適に働けるための潤滑油としての礼儀を尊ぶことも、個人の責任でした。


●人間関係は「鏡の法則」

 そのうえで、今一度、職場の「人間関係のあり方」を整理しておきましょう。


①「先輩・上司は、仕事の面では師であり、保護者であり、監督者である。人間的には相談相手であり、協力者である」だから「仕事以外のことでも自分から近づき、素直に学ぶ気持ちと機会を持つこと」が必要である。


②「同僚は、同期であり、よきライバルであり、友人であり、協力者である」だから

「助け合い、励まし合い、学び合い、教え合うこと」が大切である。

 

人間関係は、自分の出方で相手の出方が決まる『鏡の法則』であります。

 常に、「自分の周りの人」は「自分の鏡」であること、職場のすばらしい人間関係は自分が創り上げるものであることを忘れないで、ますますがんばりましょう。

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