勘とデータ分析

当たる確率が高い勘とは、高度に洗練されたデータ分析に基づく予測である。


「勘などあてにならない、事実データに基づいた分析と予測が重要である」と言われる。その通りである。


しかし、事実データを分析しさえすれば自動的に当たる確率の高い予測となるのか?と問われれば答えはNOである。分析と予測の間には深い溝がある。


そこを飛び越えるのは経験と度胸である。


まったく未経験の領域での勘などは確かにあてにならない。しかし膨大な経験値を持つ領域で生まれる勘は、一瞬のうちに行われるデータマイニングであり、高度な情報処理作業がなされている。


身近な例で考えてみよう。よく知っている街中を車で走っていると道が急に渋滞し始める。よく知っているがゆえに、時間帯や渋滞が始まった地点などから、原因を予測し、目的地に早く着くには脇道にそれた方が良いのか、そのまま今の道を行くのが良いのかを判断し、路線を選択する。


これが全く土地勘のない場所であったらどうだろうか?原因の予測もできなければ選択肢すら思い浮かばないはずである。このようにあたる隔離が高い勘が働くというのは、熟知しているが故の高度な情報処理なのである。


勘と経験と度胸を、侮ってはいけない。


株式会社ジェック 越膳 哲哉

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