創造的な人と組織をつくる!問題解決力


1.今、なぜコンセプチュアルスキルが必須なのか


今、社会は、正解のない時代から未知の時代となった。

未知の時代に立ち向かうには、人と組織が過去のやり方にとらわれることなく、未来に向かって創造的にコンセプチュアルスキルを発揮することが必然だ。


それを可能にする中核に「問題解決能力」がある。それを通じて、物事の本質を的確にとらえることによって、個人や組織の持つ可能性を最大限にまで高めることができる。


役員・部長だけでなく、マネジャー、一般社員に至るまで、私達は日々問題解決を迫られている。そこでは単に1+1=2という解を導き出すのではなく、1+1=2+αの「+α」をいかに創造的に導き出すかということだ。



2.問題解決の構造を知る


日々の問題解決を創造的に導き出すために、問題解決の構造を知る必要がある。

ここでは、問題解決チャートに基づいて一例として紹介する。


①問題設定(『題』問題)

「正確に問題を設定しなければ、問題解決は先に進まない」という通り、問題設定は重要なプロセスの一つ。


②③問題により発生する不具合(『苦』現状認識 ➡ 重要な苦)


④⑤問題の原因を分析する(『集』原因究明 ➡真の原因)


⑥目標とそのプロセスの設定(『滅』目標設定)


⑦問題解決の方針を決める(解決の鍵)「解決の鍵」とは、問題解決のコンセプトであり方針。

弊社では、このコンセプトメイクが、問題解決には不可欠であると考えている。「コンセプチュアルスキルの中核能力は、問題解決能力である」と申し上げている理由はここにある。


⑧ 方針に沿った解決策の抽出(『道』解決策づくり) 


⑨アクションプラン作成による問題解決の行動化

ここでは、今まで取り組んできたことをもう一度振り返り、実行計画に落とし込む。つまり、「何のために、何に取り組み、いつまでに、どのような成果を挙げるのか」をじっくりと考えてから、実行計画を作成する。







3.自身行動理論を見つめる。


問題解決を図りながら、各人や組織の行動理論を見つめる。


特に「○○はこういうものだ」という自分自身で作っている枠=既成概念・固定観念の打破につながるということだ。


例えば、

自己責任意識:すべての事柄は、自己の責任においてなすべきことである

能力Y観:人には自覚している以上の能力がある

仕事Y観:仕事は自らの賜を磨くために天から与えられた恵み

因果理論:自分がまいた因は果となって返ってくる

トータルプラス思考:一時的にマイナスに見えることでもトータルではプラスに向かう問題は、自分を成長させる


常に“既成の枠”の外から新たな情報を取り入れ続けて需要や価値の創造ができる人財が、これからの時代にますます求められる。





4.内省的実践家づくりで定着させる


内省的実践家とは、専門知識や技術を実務で実践するプロセスで、省察を行い、自らの価値観や行動をよりよく変えていける人のことだ。


単に「行動」のみを修正するのではなく、「行動を支配している価値観(=実践理論 : theory-in-use)」までも変えるダブル・ループ学習へとつなげる。


そのことにより、問題解決が迫られている場面のみならず、日常的にダブル・ループ学習を回せる創造的な人と組織の定着化へとつながる。




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