業績不振こそチーム力向上のチャンス

計画に対してチームの業績進捗が遅れてしまうという事態は、多くのマネジャーが経験します。「このままではまずい」「何とかしなくては」と焦ってしまうことが多いようです。

このような業績不振時にこそ、マネジャーとしての真価が問われます。


次のような行動を取るマネジャーは、メンバーから失望され、チーム力を一気に引き下げてしまいます。


① メンバーのせいにする


「うちのメンバーは、本当に行動量が少なくて」「指示しないと動かない奴らばかりなんですよ」など、さもメンバーが業績不振の原因であるかのような言動をするマネジャーがいます。

マネジャーは「限られたリソースでいかに業績を上げるか」を考えることが責務です。メンバーのせいにしている段階で、自分のマネジャーとしての力のなさを露呈していることになります。


② とりあえずプレッシャーをかける


「絶対に、今月達成しろよ!」「必ず今月中に契約を取ってこい」など、業績を上げるために、やみくもにプレッシャーをかけるマネジャーもいます。

しかし、否応なく「やれ!」というプレッシャーは、メンバーの思考を停止させてしまい、動いてはいるが成果は出ないという状況に陥り、チームの空気が暗くなっていきます。


③ 何も手を打たない


業績不振にもかかわらず、何も手を打たないというのも問題です。「私が何も言わない方が、メンバーが考えるんです」などと言うのは単なる怠慢です。そのようなセリフは、業績が好調な時に言ってください。

マネジャーが何も手を打たないと、「うちのチームは大丈夫なのか?」「このまま未達に終わるのでは?」という不安が広まり、メンバーのモチベーションが一気に下がります。



業績不振をチャンスに変えるためには

では、業績不振をチーム力向上のチャンスにするためには、どのような事をする必要があるのでしょうか。

一例を挙げます。


① 「必勝コメント」を貫き通す


マネジャーが、「今期はダメだな・・・」「達成は難しい」などといった「諦めコメント」を一度でも発したら、もうそのチームは終わりです。マネジャーが諦めていることを見抜かれてしまうのです。

業績不振時も、「絶対達成しよう」「大丈夫、うちのチームは達成する」などといった、「必勝コメント」を続けることです。マネジャーが諦めない限り、メンバーも諦めません。


② 「復活のストーリー」を描き、見える化する