本質的な原因として私が感じるのは、「実は本気で情報を欲しがっていない」ということです。
本当に情報が必要だと感じれば、自発的に対策を打ったり、積極的に情報を取りに行ったりするはずです。しかし、それをせずに、「情報が来ない」と受け身の姿勢にとどまるのは、心の奥で「情報がなくても何とかなる」という感覚があるのではないでしょうか。
事実、何年も前から「情報共有ができていない」と言いながら、誰も手を打とうとしない企業が数多く見られます。
では、なぜ本気で情報を必要としていないのか?
それは、今までの営業スタイルで、まだまだ何とかなるという油断です。つまり、「本気で情報を欲しがっていない」というのは、「本気で自分をレベルアップしようとしていない」ということに通じるのです。