一歩先を見据えた職業構造の変化

コンピューター化により今後20年で約半数の職業がなくなるというオックス

フォード大学の発表が数年前にあった。(論文「雇用の未来-コンピューター

化によって仕事は失われるのか」)

エストニアでは、会計士や税理士の仕事が、政府の電子化事業によりなくなっ

たということを聞き、いよいよ現実味をましてきた。


いかに専門的な仕事であっても、安穏としてはいられない時代になってきたこ

とは間違いない。


ドラッカーは『現代の経営』(1954年)において、オートメーション化の流れ

に関して、「人の働く場が減る」ことに関して言及している。

そこでは、オートメーション化で、いわゆる単純労働が減る一方で、「今まで

以上に多くの従業員、とりわけ高度の技能を持ち、進んだ教育を受けた従業員を

必要とする」等、極めて好意的にオートメーション化をとらえていることがわ

かる。実際に、数多くの技術者が必要とされ、高度成長期以降、20世紀を支

えてきた。


例えば、キーパンチャーや電話交換手、旅客機のフライトエンジニア等の職業だ。

過去に、時代の最先端で花形職業といわれたこれらの職業ですら、1世紀も存

在できないという現実を考えると、急進的に職業構造が変わっているといえま

いか。


今後、「人がなさなければいけない職業」、「機械、AIに代替されない職業」

は、何なのか?どうすれば、AIの波に飲み込まれず、職業を確保できるのか?


その一つの解決策が、本業以外にも一歩先の職業を副業に持つことではないだ

ろうか。

一つの職業にしがみつくのではなく、AIに負けない職業へ、次々とステップ

アップしていくのだ。


そのことが多様性ある人材創造につながり、その企業にとっても新しい事業領

域を拡大することにもつながるのなら、企業としてもメリットがあるだろう。


20170208 ジェックメールマガジンより

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